IQ1の家にある調味料
これは IQ1 アドベントカレンダー 2019 の 14 日目の記事かと思います.
一般に我々は太平洋標準時あるいはハワイ・アリューシャン標準時を締切時刻と認定しているので,間に合いました.
これはなんですか?
あまりに書くネタがなかったので,経験上役に立った神調味料トップ10!とかやろうと思いました.
でも,最近すこし忙しくて家の備蓄調味料の品揃えがあまりよくなかったので,適当に家にあった調味料を紹介することにしました.
ただ「これは塩です」と紹介しても IQ1 なので許されそうですが,どうせならと部門別紹介の形式にしようと思います.
塩部門
調味料の基本といえば塩ですね.
塩についてはたぶん IQ1 ではない家庭でも普通に常備していると思うので,ここでは IQ1 の家だからこそある謎の塩たちを紹介します.
まずは真ん中で目立っている黒いやつ.これは死海の塩(イスラエル産)だそうです.お肉に非常によく合う塩で,肉料理の下味はだいたいこれでつけています.美味しい.
次に両脇の小瓶,左が「タコライス塩」で右が「島とうがらし塩」です.石垣島で買った記憶があります.その名の通り,かけたらなんでもタコライス味になる塩と,島唐辛子を含んだ辛い塩です.タコライス塩は用途を選びますが,島とうがらし塩は割となんでもいけます.どちらも美味しい.
塩の世界は奥が深く,もっと詳しく知りたい人にはこの本とかが面白いのでオススメです.物理本を持っていますので,気になる方は僕を尋ねて三千里してください.
塩部門,おしまい.
醤油部門
日本人だもの,醤油って大事よね.
左からいきましょう.これは薄口醤油です.「薄口」というくせに塩分濃度高めであることが知られているあいつです.IQ1 の家では煮物とか料理に使うことが多いです.
真ん中は,道民にはおなじみの「はぼまい昆布醤油」です.東京にきたら昆布醤油があまり見当たらなくて泣きました.用途を選ばず使える万能醤油です.
右は九州の「さしみ醤油」です.福岡で買ったやつだと思います.九州の刺身醤油は甘いことで知られていますね.こいつも甘いです.大豆の甘さとかそんなやつじゃないです.砂糖の甘さです.
お刺身に甘い醤油…? って思いますよね.これがなかなかクセになります.赤身の魚にこいつとワサビではなくニンニクを合わせると神です.都内だと,おそらく九州物産展とかに行かないと手に入らない気がします.
醤油部門,おしまい.
たれ・汁部門
たれとかだし汁とか.
そろそろ出身地がバレそうな品揃えになってきました.
左から,「ジンタレ」「めんみ」「豚丼のタレ」です.
ジンタレ:「ジンギスカンのタレ」の略称というか,一部界隈では「ジンタレ」といえば通じるので実質正式名称です.ただし,ジンタレ愛好家には主に「ベル派」と「ソラチ派」という 2 つの派閥が存在します.
ジンギスカンのタレとはいいますが,野菜炒めとか炒める系に関しては割と万能です.また,市販の豚肉を漬けておいて豚ジンを作るなど,なかなかに有能なやつです.
めんみ:いわゆる麺つゆです.北海道から輸入した麺つゆです.麺つゆなので煮物とか鍋とかなんでも使えます.最近は長ネギと鶏肉を水で割っためんみで煮込む鳥南蛮鍋をよく食べています.
豚丼のタレ:そのまま豚丼のタレです.なぜか家にあったので掲載しましたが,実はあまり使いません.これにも「ベル派」と「ソラチ派」があって(以下略).甘めのタレで,炒め物に使えます.
ピンポイント部門
作るものに応じてピンポイントで使う調味料たち.
左から,「みりん」「アンチョビ」「カレー粉」「味覇」です.
みりん:高性能和風味整えマン.主に煮物に使う.ちなみに世の中には飲める味醂があり,すごく甘い.甘いお酒が好きな人でも甘すぎると言い出すレベルで甘い.
アンチョビ:カタクチイワシを塩漬けにしてオリーブオイルに漬けたもの.パスタソースなどを作るときにあると便利.ペペロンチーノをつくるとき,これを入れるのと入れないのとでは味の深みが全然違う.ニンニク・トマトジュース・冷凍シーフードミックスがあれば簡単に手抜きペスカトーレを作ることができる.
カレー粉:すべてをカレー味にするやつ.カレーチャーハンとかスープとか作るときに便利.バスマティライスと合わせると美味しいカレーチャーハンを作ることができる.インド以外の海外で生活することになったら持って行った方がいい(だいたい現地でも買えるけど).
味覇:すべてを中華味にするやつ.中華風スープとかとりあえずこれいれておけ感がある.
便利部門
お家にあるとなかなかに便利な調味料です.
焼きそばを作った時のあまりの粉末ソースは,野菜炒めに使うと美味しい.
料理にニンニクを入れたい時,みじん切りするの面倒なのですが,みじん切りされたニンニクのチューブがあると便利です.すりおろしニンニクチューブもあったのですが,個人的にみじん切りの方がよく使うので,世代交代を果たしました.醤油部門の「さしみ醤油」と合わせると,赤身魚のお刺身が美味しい.
意外とよく使うコンソメスープの素.キューブ状のやつをよくみると思うのですが,顆粒タイプだと使い勝手が段違いに良い.ロールキャベツとかする時に味を調整しながら入れられるのでめっちゃ便利.あと,チャーハンに使うと大変美味しい.
油部門
これは調味料ですか?
油ですが,どちらかと言うと調味料としての出番が多いやつら.
オリーブオイルはそのままサラダにかけてもいいし,美味しいやつならバゲットにちょっとつけて食べるだけで幸せになれます.が,本当に美味しいオリーブオイルを見つけるのはかなり大変です.
ごま油は特に海藻サラダとよく合います.別の食べ方として,ワサビと醤油とごま油を合わせたものを蒸した鶏肉にかけて食べると美味しいです.
どうでもいいけど,これだけ写真暗くない?
辛いやつ部門
IQ1 のみなさまのお家には当然のように香辛料 BOX がありますよね.
全部引っ張り出すとキリがないので,適当に掴んだやつらだけ紹介します.
まずは両サイド,普通に一味唐辛子ポジションの香辛料です.用途に応じて使い分けるために,粉末タイプと砕けた唐辛子タイプがあります.こいつら実はあまり辛くないので,風味づけ程度の役割しかないです.味の方は鷹の爪などを併用することで補っています.
中央の 2 本はタバスコポジションの香辛料です.マリーシャープスを持っていない IQ1 は存在しないため,そっちの説明はいらないかと思います.辛いやつです.
ラベルに「島とうがらし」って書いてあるやつは,沖縄で買いました.島唐辛子をベースに作られた辛いやつです.これは辛いです.というか島唐辛子は本当に辛いです.生で食べるのは控えましょう.
番外編:MBDFセット
我が家の調味料棚を調べていると,やけに麻婆豆腐 (MBDF) 用の調味料セットとスパイスカレー用スパイスセットが充実していることに気がつきました.
スパイスセットの方は「チリペッパー」「コリアンダー」「ターメリック」「ガラムマサラ」という普通の品揃えだったので,Amazonとかで調べたらすぐ出てくるんじゃないですかね?
ということで,MBDF セットだけ紹介して,今年の IQ1 AdC を終えたいと思います.
IQ1 の僕が MBDF に使うのはほぼこいつらだけです.IQ1 なのできちんと計量したことがなく,どのくらい使えばいいのかは「フィーリングでパッといい感じに」としか説明できません.というか,ほぼすべての料理について計量したことがないので,僕の作ることができる料理のレシピはすべて「フィーリングでパッといい感じに」です.
おそらく強いて説明するのならば,僕は山椒が大好きなので,一番左の「さんしょうの粉」は割とすごい勢いで使います.「ラー油」は控えめかな?
豆板醤,甜麺醤,豆豉醤はそれこそフィーリングですが,こいつらの量を間違えると某工大第 4 食堂の MBDF より塩辛くなるので,控えめに使ってみて徐々に足す方が無難です.
花椒もまぁ割といい勢いで使います.
おわりに
以上,IQ1 の家にある調味料特集でした.
ちなみに,ずっと背景として使用されている白いダンボールですが,中にはリングフィット アドベンチャーが未開封の状態で入っています. ガッキーかわいい.
届いてから1ヶ月以上このままなので,そろそろ開封してクリスマスにお姉さんとアドベンチャーします.